「どうせまただろうと思われているんだろうけど、今回は本気です」──宮崎駿監督が9月6日、会見し、長編アニメ作品制作からの引退を表明した。
宮崎監督は同日午後、都内のホテルの会見場に現れ、一礼して着席。「何度も辞めたいと言ってきたので、どうせまただろうと思われているんだろうけど、今回は本気です」と話して会場を笑わせた。
関連記事
- 宮崎駿監督「公式引退の辞」全文
長編映画からの引退を表明した宮崎駿監督。本人による「公式引退の辞」を全文掲載する。 - ジブリに迫る映画、ドワンゴ製作で秋公開へ
スタジオジブリを題材にした映画「夢と狂気の王国」が今秋公開。プロデューサーはドワンゴ会長の川上量生さん。 - 「宮崎駿は実は携帯電話を持っている」──ジブリが「禁じ手」だったネットでキャンペーンをする理由
KDDIがスタジオジブリの最新作「コクリコ坂から」のキャンペーンを始める。「ネットから距離を置いている」と思われてきたジブリがネット上のキャンペーン展開に踏み切った背景を鈴木敏夫プロデューサーが語った。 - 「群衆を一気にニュータイプにしないと」 富野由悠季氏に聞く手塚治虫、深夜アニメ、インターネット
「虫プロ」出身の富野由悠季氏が、虫プロ時代や手塚治虫氏の思い出を語るインタビュー。深夜アニメやネットについても聞いた。 - 「お前らの作品は所詮コピーだ」――富野由悠季さん、プロ論を語る
「オリジナルを作っているつもりでも、所詮コピーだ」「コンテンツという言葉がそもそもおかしい。時代に振り回されるな」――富野由悠季さんが歯に衣着せぬプロ論を、クリエイターに投げかけた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.