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日本気象協会、「過去の天気」データをAPI提供
日本気象協会が「過去の天気」に関するAPIを提供開始。スマホアプリやWebサービスから過去の天気や気温、降水量などを呼び出せる。
日本気象協会は9月17日、天気予報や気象関連の指数情報をAPIとして法人向けに提供する「天気予報API」に、新たに「過去の天気」データを追加した。
過去の天気では、2012年9月17日以降の47都道府県142地域における1日の天気、最高/最低気温、降水量などのデータを利用できる。例えば、スマートフォンアプリやWebサイトのカレンダー上にその日の天気を表示したり、選んた日時の天候に合わせてサイトデザインを変更する――といったことが可能だ。
XMLやJSONなどで出力するREST方式のAPI。利用料は月額6万円からで、初期費用10万円が別途かかる。
天気予報APIではこのほか、週間天気予報、紫外線や花粉の情報、不快指数、ビールをおいしく感じる度合いを示す「ビール指数」、風邪のひきやすさを示す「風邪ひき指数」などのデータを提供している。
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