MicrosoftがSurfaceの新モデルを発表 「Surface Pro 2」は持続時間が75%向上
Microsoftがオリジナルタブレット「Surface」シリーズの新モデルを発表した。Windows 8.1 Proを搭載する「Surface Pro 2」は、旧モデルよりバッテリー持続時間が75%アップしたとしている。
米Microsoftは9月23日(現地時間)、昨年6月に発表したオリジナルタブレットの後継モデルになる「Surface 2」と「Surface Pro 2」を発表した。米国で9月24日から予約を開始し、世界の21地域で10月21日に発売する。日本で発売するかどうかは不明。
いずれも、10月18日(日本では17日夜)に予定されている次期Windowsアップデート「Windows 8.1(Surface 2は「Windows 8.1 RT」)」を搭載する。
価格は、Surface 2が旧モデルの発売段階の価格より50ドル安い449ドルから、Surface Pro 2は旧モデルと同じ899ドルから。
Surface Pro 2の旧モデルからの最大の改善点はバッテリー持続時間だろう。Microsoftは75%向上したとしている。Surface Proのバッテリー持続時間はSurface RTの約半分とされていた(Twitterへの投稿)ので、約7〜8時間になったとみることができる。また、RAMを8Gバイト、ストレージを512Gバイト搭載するモデル(1799ドル)が追加された。
機種名 | Surface Pro | Surface Pro 2 |
---|---|---|
OS | Windows 8 Pro | Windows 8.1 Pro |
ディスプレイ | 10.6インチ(1920×1080) | 同左 |
CPU | Intel Core i5(第3世代) | Intel Core i5(第4世代) |
RAM | 4Gバイト | 2/4/8Gバイト |
ストレージ | 128/256Gバイト | 64/128/256/512Gバイト |
外部メモリ | microSD(最大64Gバイト) | 同左 |
メインカメラ | ? 720p | 同左 |
インカメラ | ? 720p | 同左 |
サイズ | 275×173×14ミリ | 274.6×173×13.5ミリ |
重さ | 907グラム | 同左 |
バッテリー持続時間 | 約4時間 | 約7時間 |
Surface 2はバッテリー持続時間が旧モデルより2時間長い10時間になり、わずかだが薄く(約1ミリ)、軽く(約4グラム)なった。また、「Office Home & Student 2013 RT」がプリインストールされる。
機種名 | Surface RT | Surface 2 |
---|---|---|
OS | Windows RT | Windows 8.1 RT |
ディスプレイ | 10.6インチ(1366×768) | 10.6インチ(1920×1080) |
CPU | NVIDIA Tegra 3(1.4GHzクアッドコア) | NVIDIA Tegra 4(1.7GHzクアッドコア) |
RAM | 2Gバイト | 同左 |
ストレージ | 32/64Gバイト | 同左 |
外部メモリ | microSD(最大64Gバイト) | 同左 |
メインカメラ | ? 720p | 500万画素 |
インカメラ | ? 720p | 350万画素 |
サイズ | 275×172×9ミリ | 約274.6×172.5×8.9ミリ |
重さ | 680グラム | 約676グラム |
バッテリー持続時間 | 8時間 | 10時間 |
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