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米Valve、独自OS「SteamOS」搭載家庭用ゲーム機プロジェクトを発表
ゲーム配信サービス「Steam」を手掛けるValveが、Linuxベースの独自ゲームOS「SteamOS」搭載の家庭用ゲーム機のテスター募集を開始した。2014年に複数メーカーから製品版が発売される見込みだ。
PCゲーム配信システム「Steam」で知られる米Valveは9月25日(現地時間)、前日に発表した無料のゲーム専用OS「SteamOS」搭載ハードウェアプロジェクト「Steam Machines」を発表した。2014年に、複数のハードウェアメーカーから多様なゲーム端末が発売されるという。
Steam Machineをテレビに接続することで、Steamが配信するゲームを大画面で楽しめるようになる。具体的なメーカー名は明かされていないが、2014年の発売に向けて複数のパートナーとハードウェアを開発中という。
SteamOSはLinuxベースで、「グラフィックス処理において、目を見張るようなパフォーマンスの向上を達成」したという。米NVIDIAは公式ブログで、SteamOSのOpenGLドライバ性能の向上でValveと協力し、GPUをSteamOSに最適化していると語った。同OSは無料で公開される予定で、ユーザーがゲーム端末を開発することも可能だ。
Valveは現在、ゲーム機のプロトタイプのテスターを300人募集している。応募者には無料のプロトタイプが提供され、約3000タイトルのゲームをプレイできる。申し込みは10月25日までだ。
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