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富野由悠季監督が新作や「風立ちぬ」を語る 理研の対談企画で
理化学研究所のX線レーザー施設「SACLA」の特設サイトの対談企画に、富野由悠季監督が登場。エンジニアリングの視点から映画「風立ちぬ」を論じている。
理化学研究所のX線レーザー施設「SACLA」の特設サイトに、「機動戦士ガンダム」などで知られる富野由悠季監督が登場した。放射光科学総合研究センターの石川哲也センター長と対談している。
SACLAに対する富野監督の質問に始まり、話題は宮崎駿監督の「風立ちぬ」や、自身の最新作などにも及んだ。富野監督は「風立ちぬ」を「本当に見事な映画」と絶賛し、エンジニアリングの視点から同作を論じている。
制作中の新作については「舞台は一度人類が全部死に絶える寸前のところまでいった文明の、その後の1000年」と富野監督。新作には、「進化を至上とする20世紀型のエンジニアリングを考え直すべき」という問題意識が反映されているという。「年寄りの最後の仕事にしてもいいかなという気持ちでスタジオに入っています(笑)」といったコメントも飛び出した。
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