Google、HTML5ページ・広告のデザインツール「Web Designer」をβリリース
Googleが、HTML5ベースの広告やページを構築するためのWebデザインツール「Google Web Designer」のβ版を無料で公開した。WindowsとMacで利用できる。
米Googleは9月30日(現地時間)、HTML5ページを作成するための“プロ品質の”Webデザインツール「Google Web Designer」のβ版をリリースしたと発表した。MacおよびWindows版を特設ページから無料でダウンロードできる。Windows 7/8、Mac OS X 10.7.x以降に対応する。
Googleはこのツールの発表を傘下のDoubleClickの公式ブログで行っており、同ツールの主な目的は広告主がクロスプラットフォームの広告を簡単に制作できるようにすることだとしているが、広告だけでなく、インタラクティブなHTML5ページを作成することも可能だ。
描画ツール、テキスト、3Dオブジェクトを使ってコンテンツを作成し、タイムラインでオブジェクトをアニメーション化することが可能。作成したコンテンツはHTML5、CSS3、JavaScriptとして出力できる。
DoubleClickとAdMobのユーザーは、同ツールを各サービスでシームレスに利用できる。
Googleは、「HTML5はデスクトップ、スマートフォン、タブレットで表示できる美しく魅力的なコンテンツを構築するためのユニバーサル言語」だと語り、Google Web Designerで「一度作成すればどこででも表示できる」コンテンツを作成するという目標に近づけるとしている。
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