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「Mobage」に不正ログイン316件 他社から流出したパスワードを利用か
「Mobage」に不正ログインがあり、ユーザーの生年月日などが閲覧された恐れ。他社サービスから流出したID、パスワードを使った不正アクセスとみている。
ディー・エヌ・エー(DeNA)は10月7日、ソーシャルゲームプラットフォーム「Mobage」のスマートフォン版が第三者による不正ログインを受け、ユーザーの生年月日などが閲覧された恐れがあると発表した。他社サービスから流出したID、パスワードを使った不正アクセスとみており、ユーザーにパスワードの変更を呼びかけている。
10月3日〜6日にかけ、316件の不正ログインがあったことを確認。ユーザーのニックネームと生年月日、性別、地域(都道府県)などの登録プロフィール、お気に入りゲームなどが第三者に閲覧された恐れがあるという。氏名など個人情報やクレジットカード情報は閲覧されていないとしている。
不正ログインを受けたアカウントは利用を一時停止し、該当ユーザーに個別に連絡したほか、不正ログインに利用されたIPアドレスのアクセスを制限し、監視体制を強化するなど対策をとったという。
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