スタートトゥデイ、ファッション系新サービス「WEAR」 店舗でスキャンして後からEC購入
「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイは、実店舗の商品をバーコードスキャンして後からECで購入したり、好みのコーディネートを見つけられる新サービス「WEAR」を10月31日に開始する。
ファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイは10月10日、PCサイトとスマートフォンアプリで展開する新サービス「WEAR」を10月31日に開始すると発表した。実店舗で気になったアイテムをバーコードスキャンして後からECで購入したり、好みのコーディネートを共有・検索できる。
実店舗で気になった商品のバーコードをスキャンすると、商品情報やコーディネート画像をその場で確認できる。すぐに購入しない場合はアプリ内にストックし、メッセージ機能で友人にシェアしてアドバイスをもらったり、PCやスマートフォンでECサイト(ブランドオフィシャルECサイトかZOZOTOWNを予定)から購入することも可能だ。
著名人やショップスタッフのコーディネートを閲覧したり自らも投稿できるほか、自分の気になるアイテムを使ったもの、カテゴリやカラー、シチュエーションなどで検索する機能もある。手持ちのアイテムは「マイクローゼット」に保存することで、アイテム情報と連携したコーディネート画像と共に毎日の組み合わせを整理して記録できる。ZOZOTOWN IDを連携すると、同サイトで購入したアイテムは自動的に保存される。
ブランド側には、スタッフが自らコーディネートを投稿することによるブランドイメージ訴求や、新作商品情報の発信や来店促進、商品購入者のコーディネートにコメントしてコミュニケーションできることなどをメリットとしている。
サービス開始時は、UNITED ARROWS、URBAN RESEARCH、A BATHING APE、TOP SHOP、snidelなど約200ブランドが参加。今後、取り扱いブランドの拡大を予定する。
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