KDDIの田中孝司社長は10月28日に開いた決算会見後の囲み取材で、iPad新モデルの販促の一環として、従来型のiPadの下取りを行うことを明らかにした。「Wi-Fiモデルも含めて下取りする」と話したが、下取り価格など詳細については「ちょっと待ってほしい」と明言を避けた。
同社は、Appleが10月22日に発表したiPad新モデル「iPad Air」を11月1日に、「iPad mini Retinaディスプレイモデル」を11月下旬に発売すると発表している。両モデルはソフトバンクモバイルも発売予定だが、NTTドコモは発売について「検討中」としている。
KDDIは昨年6月から、機種変更でauのスマートフォン・携帯電話を購入するユーザー限定で下取りサービスを展開しており、現時点での下取り価格(auポイント還元)は、iPhone 5の64Gバイトモデルが2万8000円相当、32Gバイトモデルが2万6000円相当、16Gバイトモデルが2万4000円相当など。
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