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消費増税、KDDIは外税表記へ 「上がった分はそのまま転嫁」と田中社長

KDDIは、消費増税に伴って外税表記に変更する。「増税分を外に出してお客様に分かりやすく表示したい」と田中社長。

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 KDDIの田中孝司社長は10月28日の決算会見で、来年4月に予定されている消費税増税後の価格表記について、「外出しでやるつもりだ」と話し、従来の内税表記から外税表記に変更する方針を明かした。「(税率が)上がった分はそのまま(価格に)転嫁させていただくということでご理解たまわれば」と話している。

 KDDIは現在、価格表記を税込みで行っており、例えば、LTEプランの基本料金は月額980円(誰でも割適用時)など、基本的には税込みでキリの良い数字になっている。

 外税表記に切り替え、税率上昇分を転嫁すると、「1円単位の端数がきれいな数字にならない」(田中社長)が、消費税率が今後も上がっていくことを見越し、「現時点で増税部分は外に出してお客様に分かりやすく表示したい」と意図を説明した。

 NTTドコモは「まだ決まっておらず、どう表示するかなど整理中」(加藤薫社長)としている。

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