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O2O「LINEコラボアカウント」スタート メーカーがローソン、マツキヨのアカウントをクーポン配信に活用
LINEは、ローソンとマツモトキヨシの公式アカウントを通じて自社の商品のクーポンなどを配信できる企業向けサービス「LINEコラボアカウント」をスタートした。
LINEは11月7日、消費財メーカーなどが自社商品の販促をLINE上で行えるO2Oマーケティングサービス「LINEコラボアカウント」をスタートした。多数のユーザーを抱えるローソンとマツモトキヨシのLINE公式アカウントを通じて、自社商品の販促クーポンや告知メッセージなどを配信できる。
友だち数1100万人のローソン、610万人のマツモトキヨシの公式LINEアカウントを活用。食品や飲料、日用品などの消費財メーカーは、自社の商品の販売促進クーポンや商品告知メッセージを小売りの有力アカウントを通じて配信できる。
自社で新たにアカウントを開設したり、購読者を獲得するコストをかけずにユーザーにリーチできるのがメリット。ローソンとマツモトキヨシにとっては、店舗への来店誘導や売り上げ増につながる効果を期待できるとしている。
第1弾として12月上旬、サントリー食品インターナショナルがローソン限定発売の新商品「ボスカフェ ホワイトラテ」「ダークプレッソ」のクーポンをローソン公式アカウントで配信する。また、LINEのアバターサービス「LINE PLAY」内のローソン公式ルームにも専用コーナーを設置し、「仮想Loppi」から実店舗で引き換え可能な割引クーポンの配布も行う。
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