クリプトン・フューチャー・メディアは、女声VOCALOID「MEIKO」の新バージョンとなる「MEIKO V3」の予約受け付けを始めた。リリースは来年2月ごろを予定し、同社Web価格は1万6800円。
初めての日本語VOCALOIDとして2004年11月に発売。音声を担当した拝郷メイコさんから名付けられ、「MEIKO姉さん」などと呼ばれて親しまれている。
一足先にV3化したKAITOや初音ミクと同様、VOCALOID3エンジンを採用し、「初代MEIKOの“コシのある歌声”はそのままに、メタルなどヘヴィなロックに適したパワーボーカルから、ウィスパーボイス、本格的な英語歌唱に対応する」という。ライブラリは「POWER」「STRAIGHT」「DARK」「WHISPER」「ENGLISH」の5つ。サイトではデモソングが公開されている。
ボーカルエディタ「Piapro Studio」が付属するほか、200種類以上の楽器を収録した音楽制作ソフトも付属。購入すればその日から本格的な音楽制作が可能なパッケージになっている。
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