MicrosoftのIE責任者が交代──ハカモビッチ氏からWindows Phoneのベルフィオーレ氏に
長年IEの責任者を務めてきたディーン・ハカモビッチ氏が「新しいチーム」立ち上げのためにIE担当副社長を退任し、現Windows Phone Program Management担当副社長のジョー・ベルフィオーレ氏がWindows Phone、IE、Windowsのユーザー体験を担当する。
米Microsoftで長年Internet Explorer(IE)担当副社長を務めてきたディーン・ハカモビッチ氏が11月12日(現地時間)、同職を退任し、「新しいあることに取り組むチームを開始する」と公式ブログで発表した。
新チームの具体的な内容は明かしていないが、「近い将来、新しいトピックについて公式ブログで投稿を再開できるのを楽しみにしている」と語った。同氏は2004年にIEチームのブログを立ち上げて以来、ユーザーや開発者に向けて新機能やオープンソースへの取り組みについての投稿を頻繁にしてきた。
ハカモビッチ氏は後任について触れなかったが、Windows Phone Program Management担当副社長のジョー・ベルフィオーレ氏が後任になると複数の米メディアが報じた。同氏はWindows Phone関連のイベントで登壇することが多く、Windows Phoneの顔として知られている。
ベルフィオーレ氏は13日、自身のTwitterで「誰もが僕にWindows Phone担当を外れるのかときくけど、そうではなくて“スマートフォン/タブレット/PC”を担当する新しい役職で、これまでのWindows Phoneに加えてIEとWindowsのユーザー体験の面倒も見ることになる」と説明した。
Microsoftは7月に実施した大規模な組織改編で、従来の製品別組織を機能別組織に再編した。今回のベルフィオーレ氏の役割拡大もこの一環とみられる。
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IEチームのジェネラルマネジャー、ディーン・ハカモビッチ氏は「複数のマシンでこのテストを行い、動作するのを確認したことで、確実な情報を提供できることをうれしく思う」と語った。
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