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Android版Facebookのアップデートでアプリ権限に「機密情報の読み取り」追加
Android版Facebookアプリの最新版をインストールすると、端末のカレンダーの予定と機密情報、連絡先カードなどの読み取りをFacebookに許可することになる。
米Facebookは11月27日(現地時間)、Android版公式アプリをアップデートした。このアップデートで、アプリの権限が幾つか拡大された。
追加されるアプリ権限は以下の通り。
- テキストメッセージ(SMSまたはMMS)の読み取り
- カレンダーの予定と機密情報の読み取り
- カレンダーへの予定の追加
- 所有者の許可なしのゲストへのメール送信
- 連絡先カードの読み取り
- Wi-Fiからの接続と切断
なお、Facebookアプリは既に端末のステータスとIDの読み取りや通話履歴の読み取り、連絡先の読み取りの権限は持っている。
同日にはAndroid版Twitterもアップデートされた。こちらは新しいアプリ権限として、端末のステータスとIDの読み取りが追加された。この権限では、電話番号、シリアルナンバー、通話相手の電話番号の特定が可能だ。
これらのアプリ権限は無効にすることはできず、アップデートした段階で承認したことになる。
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Facebookアプリをインストールするとその端末の電話番号がFacebookに渡ることなどが、これまでより明確に説明される。
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