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クラウドワークスが総額11億円調達 サイバーエージェント、デジタルガレージ、電通から
クラウドワークスは、サイバーエージェント、デジタルガレージ子会社のDGインキュベーション、電通デジタル投資事業有限責任組合から計11億円を調達した。
クラウドワークスは12月2日、総額11億円を調達したと発表した。サイバーエージェントとデジタルガレージ子会社、電通のデジタルファンドが第三者割当増資を引き受け、調達資金や各社との協力で事業拡大を図る。
クラウドワークスはエンジニアやクリエイター向けのクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」を運営。昨年3月にクローズドβとして公開し、現在までに累計発注社数は1万8000社、登録案件の予算総額は50億円を突破し、月間流通総額は1年前の14倍になるなど拡大している。
増資はサイバーエージェントの投資事業本部、デジタルガレージの投資子会社DGインキュベーション、電通デジタル・ホールディングスが運用する電通デジタル・ファンドが引き受けた。調達資金をもとに、人材の採用とマーケティング強化による認知拡大を進めるとしている。
3社とは事業面でも協力し、サイバーエージェントとは「Ameba」の芸能人・有名人ブログのデザインコンテストを実施。デジタルガレージとは、決済ソリューションや海外展開での支援を視野に入れた提携を進めていく。電通グループ各社とは、デジタル広告やリアル・プロモーションなどマーケティング・コミュニケーション領域でのクラウドソーシングの活用を検討するという。
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