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「初音ミク実体化への情熱展」、明大付属図書館で “次元の壁を超える”創意と技術を紹介、作品募集も
「初音ミク実体化への情熱展」が明大の米沢嘉博記念図書館で開かれる。さまざまな立体物を展示するほか、ファンから募った立体作品・コスプレ写真の展示も。
明治大学付属の漫画とサブカルチャーの専門図書館・米沢嘉博記念図書館は来年1月31日から、企画展「初音ミク実体化への情熱展」(6月1日まで)を開催する。フィギュアや人形、ロボット、映像関連技術など、架空のキャラクターを「実体化」する試みを紹介する内容で、一般から募った初音ミクのフィギュアなども展示する。
2007年の発売当初は歌声と公式のパッケージイラストしかなかった「初音ミク」は、ファンによって歌やイラスト、映像や物語が多数作られ、最新テクノロジーを駆使して“彼女”がライブで歌い踊るまでになった。
同展では、創作活動の中でも「実体化」に関する試みをテーマに設定。「架空のキャラクターに“会いたい”という『次元の壁をこえる』ための創意と技術の現在を紹介し、そこに投じられた情熱をお伝えする」としている。
クリプトン・フューチャー・メディアなどが協力。主な展示品として、商用のフィギュアやぬいぐるみ、初音ミクライブで使用された投影技術のほか、みさいる氏による「等身大初音ミクロボット1号機」、にくきゅうっ氏による「巨大はちゅねミク張り子」、筑波大SRSIV作「電飾ウェディング初音ミク 衣装」などがあげられている。
展示の一環としてファンから募集したフィギュアや人形などの立体作品を集める「祭壇」や、コスプレ写真のスライドショーも設置する。現在同展覧会のページで応募を受け付けている。
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