日本人はテレビ好き? Googleの2013年検索ランキング 「進撃の巨人」はアジアで大人気
米Googleが2013年の検索ランキングを発表した。日本ではドラマやアニメに関わる単語が多くクランクイン。特に「進撃の巨人」はアジア全体で人気を集めている。
米Googleは12月17日(現地時間)、2013年の検索ランキング「Zietgeist」を発表した。世界で最も注目が高かったのは故ネルソン・マンデラ大統領。日本では「あまちゃん」「半沢直樹」などドラマやアニメに関わる単語が多くクランクインし、特に「進撃の巨人」はアジア全体で人気を集めているようだ。
世界の検索トレンドは、1位が今月はじめに亡くなった南アフリカ共和国のネルソン・マンデラ元大統領、2位が先月末に交通事故で死去した「ワイルド・スピード」シリーズに出演していた俳優ポール・ウォーカーさんとなり、上位に故人が並んだ。「iPhone 5s」、「Samsung Galaxy S4」、「PlayStation 4」がいずれもトップ10に入るなど新ガジェットへの関心も世界的に高かったようだ。
日本国内で急上昇したのは、全国に広く被害をもたらした「台風」や大ヒットしたスマホゲーム「パズドラ」、主人公のセリフが流行語大賞にもなりネットでのファンの交流も盛んだったNHK朝のテレビ小説「あまちゃん」が1〜3位に。「半沢直樹」や「ラストシンデレラ」などのテレビ番組や、「進撃の巨人」「艦これ」「風立ちぬ」などアニメやゲームに関する単語が多かった。
特に「進撃の巨人」はアジア全体で大ヒット。同アニメの英語名「Attack on Titan」の検索数を「Mad Men」「Homeland」など米国の人気ドラマシリーズと比較しても、4月以降は大差を付けて注目度が高いことが分かる。韓国(1位)、台湾(4位)、香港(5位)においては現地語名がそれぞれ全体の検索数ランキングでもトップ5以内にランクインした。
同社のアジア太平洋地域担当者はブログで「ドラマやアニメに関する検索数が多く、テレビを見ながらスマートフォンを使うユーザーが他国より多いようだ。言語的に閉じている従来のイメージは徐々に変わりつつあり、『LINE』や『パズル&ドラゴンズ』など日本発のアプリがアジア全体に広がる様子が目立つ年だった」とまとめている。
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