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ゲーム会社サイバーフロントが解散へ 「経営体制立て直し困難」
海外ゲームのローカライズなどを手がけているサイバーフロントが解散へ。親会社の加賀電子が「前経営者が構築した経営体制の立て直しは困難と判断した」という。
加賀電子は12月19日、100%子会社でゲームメーカーのサイバーフロントを解散することを取締役会で決議したと発表した。
加賀電子は2010年4月、サイバーフロントの株式の51%を取得。経営改革をスピードアップするため今年3月に完全子会社化し、経営陣を刷新するなど立て直しを進めてきたが、「前経営者が構築した経営体制の立て直しは困難と判断した」という。
サイバーフロントは海外ゲーム作品のローカライズなどを手がけ、07年には破産したキッドのゲームソフト関連権利を取得していた。13年3月期の売上高は8億4300万円だったのに対し、最終赤字が4億4400万円に上っていた。3月末時点での従業員数は37人。
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