ソニーは12月2日、米法人の100%子会社で楽曲データベース「CDDB」を運営する米Gracenoteの全株式を米Tribuneに1億7000万ドルで売却することで合意したと発表した。
来年3月31日までに売却を完了する予定。完了時には営業利益として6000万ドルの売却益を計上する見込みで、業績見通しには織り込み済みとしている。
同社は2008年、約2億6000万ドルでGracenoteを買収していた。
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Gracenoteはソニーの完全子会社となるが、既存の事業は独立した形で運営し、技術開発を継続する。
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