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「Baudu IME」バージョンアップ 「クラウド変換」デフォルトでオフに
「Baidu IME」がバージョンアップ。入力した文字列をクラウド上のサーバに送信して変換精度を高める「クラウド入力」機能について、デフォルトでオフにした。
バイドゥはこのほど、PC向け日本語IME「Baidu IME」をバージョンアップし、入力した文字列をクラウド上のサーバに送信して変換精度を高める「クラウド入力」機能をデフォルトでオフにした。
クラウド入力機能は従来、デフォルトではオンになっていた。既存ユーザーがバージョンアップする際は、クラウド変換に関して改めて説明し、了承を得たユーザーのみオンにする。
Baidu IMEをめぐっては、入力した文字列がユーザーに無断で外部のサーバに送信されているとセキュリティ会社のネットエージェントが指摘。バイドゥは「ユーザーからの許諾がない限りログ送信は行っていない」と反論していた。
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