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黒田官兵衛の甲冑を3Dスキャン、3Dプリンタでフィギュアに再現 福岡市博物館が発売

福岡市博物館所蔵の官兵衛ら黒田家の甲冑が3Dスキャン・3Dプリンタで精巧なフィギュアに。

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福岡市博物館の案内

 福岡市博物館はこのほど、同館が所蔵する黒田官兵衛ら旧福岡藩主・黒田家の甲冑を再現したフィギュアの販売を始めた。3Dスキャンしたデータを3Dプリンタで出力し、実物同様の形状と装飾が楽しめるという。

 お椀(合市)を逆さにしたような兜が特徴となっている官兵衛の「朱漆塗合子形兜・黒糸威五枚胴具足」と、長政の「銀箔押一の谷形兜・黒糸威五枚胴具足」、一成の「大中頭立手拭形兜・鉄錆地紺糸威丸胴具足」を3DスキャンしてCG化。これを3Dプリンタで出力し、1/16スケール(約9〜11センチ)のフィギュアにした。同館1階のミュージアムショップで数量限定で販売している。各3300円。

 3Dスキャンは所蔵資料のデータ化による保存が狙い。第2弾として長政の「黒漆塗桃形大水牛脇立兜」など兜のフィギュアも販売する予定。

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