3200×1800ピクセルIGZO液晶搭載Windowsタブレットも──シャープ、会議を効率化する法人向け新製品
シャープが電子ホワイトボード「BIG PAD」とWindowsタブレットの新製品を発表。複数端末での連携機能により会議の効率化が図れるという。
シャープは1月16日、大型タッチディスプレイ「BIG PAD」と、3200×1800ピクセルの15.6インチディスプレイ搭載Windowsタブレットを発表した。画面共有や複数人での同時操作など、会議をスムーズにできる機能の搭載で法人向けに売り込む。
大型タッチディスプレイ「BIG PAD」の新製品は、70インチと60インチの2サイズで計4モデル。電源を入れると5秒で電子ホワイトボードとして起動する手軽さが特徴だ。
付属ペンの感度を前モデルから大幅に向上させ、1秒間に200回の速度で描画位置を検出し、筆圧やスピードを反映してタイムラグなく滑らかに書けるという。Windowsに加えiOS/Androidにも対応したミーティング支援ソフト「タッチディスプレイリンク2.0」を搭載。最大50台とワイヤレスで画面やデータを共有でき、双方向に書き込みながら会議を進められる。
本体のみの実売予想価格は、3月10日発売予定の70インチモデル「PN-L703A」が96万円、「PN-L703B」が82万円。4月10日発売予定の82万円、60インチモデル「PN-L603A」が77万円、「PN-L603B」が63万円。
法人向けWindows 8.1 Proタブレット「RW-16G1」は、A4サイズをほぼ原寸大で表示できる15.6インチの高精細IGZO液晶ディスプレイ(3200×1800ピクセル)を搭載する。厚さ約12.5ミリ/重さ約1.25キロと持ち歩き可能な薄型軽量を実現しつつ、Core i5、4Gバイトメモリ、128GバイトSSDの搭載でデスクトップPCとしての利用も可能なスペックとした。
「BIG PAD」との連携に加え、「タッチディスプレイリンク2.0 Lite」をプリセットし、タブレット同士でも最大5台まで画面共有が可能だ。発売は3月を予定し、実売予想価格は25万円前後。
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