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Google、音楽ジャンルの興亡を視覚化する「Music Timeline」を公開
Google Play Musicのユーザーデータに基いてロックやヒップポップなどのジャンルの時系列の興亡やアーティストの活躍を視覚化した「Music Timeline」を公開した。
米Googleは1月16日(現地時間)、1950年からの音楽ジャンルの興亡を視覚化した「Music Timeline」を公開した。
このサービスは、ユーザーが「Google Play Music」の自分のライブラリに登録した楽曲のデータに基いているので汎用的とは言い難いが、アーティストのアルバムを時系列に並べてみることなどもできる。米国など、Play Music提供地域ではTimeline上のアルバムジャケットをクリックすることで、そのアルバムの販売ページが開くようだ。
Google Play Musicは日本では提供されていないが、Music Timelineを使うことは可能だ。
このサービスは、同社の研究部門Google Researchで情報の視覚化に取り組むBig Picture Groupが開発した。同グループはこのサービスの他に、世界中で仕掛けられているDDoS攻撃の攻撃元と攻撃先、規模などを視覚的に確認できる「Digital Attack Map」やYouTubeで人気の動画を地域別に表示する「YouTube Trends Map」などを公開している。
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