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Google、「Chromeアプリ」のモバイル版開発キットを公開
オフラインでも利用できるWebアプリ「Chromeアプリ」のAndroidおよびiOS版を開発するためのツールキットが公開された。
米Googleは1月28日(現地時間)、昨年9月に発表したWebアプリプラットフォーム「Chrome Apps(日本ではChromeアプリ)」のモバイル版アプリを開発するためのツールキットの早期開発者プレビュー版を公開した。
Chromeアプリは、オフラインでも使えるWebアプリ。ChromeブラウザをインストールしているPC、Mac、ChromebookでChromeウェブストアからダウンロードして利用できる。
モバイル版開発キットは、オープンソースのモバイル開発フレームワークである「Apache Cordova」ベースで、HTML、CSS、JavaScriptなどを使ってネイティブアプリを構築できる。
開発者は、モバイル版ChromeアプリをGoogle Playや米AppleのApp Storeで提供できる。
開発に必要なツールキットを含む資料はGitHub(リンク先はReadme)で公開されている。
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