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大阪全域で観光客向け無料の無線LAN「Osaka Free Wi-Fi」
大阪観光局が府内の観光施設などで利用出来る無料の無線LANサービスを始めた。12月までに3000カ所・8000アクセスポイントを整備する計画だ。
大阪観光局は1月29日、府内の観光施設などで利用できる無料の無線LANサービス「Osaka Free Wi-Fi」を始めた。
関西国際空港や市営地下鉄、私鉄などの公共交通機関や観光施設、ホテル、商業施設、飲食・物販店などで利用できる無線LANサービス。まず44カ所・163アクセスポイントでスタートし、飲料の自動販売機などにも設置を進めることで12月までに3000カ所・8000アクセスポイントを整備する計画だ。構築はNTT西日本、NTTブロードバンドプラットフォームなどが行う。
大阪府には昨年、外国人観光客が260万人前後訪れたとみられ、年々増加傾向に。ただ、政府の調べでは外国人観光客の9割がネット端末を持参しているのに対し、ネット環境への不満が多いという。
無料の無線LANに加え、観光客向けポータル「Osaka Enjoy Rally」も6カ国語で3月1日に開設。観光客の拡大につなげたい考えだ。
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