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Windows 8の累計販売本数がようやく2億本突破 Microsoftがひっそり報告
Windows 8ライセンスの累計販売本数が発売15カ月で2億本を超えた。Windows 7は12カ月で2億4000万本だった。
「Windows 8は非常に好調で、ライセンスの累計販売本数は2億本を超えた」──。米Microsoftのマーケティング担当上級副社長を務めるタミ・レラー氏が2月13日(現地時間)、米Goldman Sachs主催のカンファレンスの質疑応答でこう語った。
Windows 8は2012年10月26日に発売された。Windows 7は発売から1年で2億4000万本販売されており、2億本突破に1年以上かかったWindows 8の普及速度はWindows 7より遅いといえるだろう。なお、レラ―氏の言う「Windows 8」には「Windows 8.1」も含まれる(MicrosoftはWindows 8.1をWindows 8のメジャーアップデートと位置付けている)。
レラ―氏のWindows 8販売台数に関するコメントは、Microsoft OfficeをWindowsから分離し、iOSやAndroidにも提供する計画があるかどうかという質問への答えの中で行われた。他のプラットフォーム向けOfficeについては直接は回答せず、「そうした決定は製品別に行う」とのみ語った。同社の前CEOであるスティーブ・バルマー氏は昨年10月、iPad版Officeを開発中だと語っている。
Microsoftは約30分のこのカンファレンスをWebcastとして公開している。
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2009年10月21日にコンシューマー向けに発売された「Windows 7」は、累計で2億4000万本売れた。シェア60%のXPにはまだ届かないが、着実に伸びている。
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