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グリー7〜12月期、純利益46%減 フィーチャーフォン落ち込み、スマホ向けもヒット出ず
グリーの7〜12月期連結業績は、純利益が前年同期比45.8%減の98億円に落ち込んだ。フィーチャーフォン向けゲームが縮小し、スマホ向けでもヒットが出なかった。
グリーが2月14日に発表した2013年7〜12月期連結業績は、純利益が前年同期比45.8%減の98億円に落ち込んだ。フューチャーフォン向けゲームの課金売り上げが減り、スマートフォン向けでもヒット作が出なかった。売上高は12.1%減の679億円、営業利益は36.9%減の189億円、経常利益は34.2%減の207億円。
10〜12月期の仮想通貨「コイン」(1コイン=1円相当)消費は、フィーチャーフォンで前年同期比43%減の148億コインに落ち込んだ。スマートフォンではネイティブゲームで40%拡大し、128億コインとなったが、ブラウザゲームでは3%減の194億コインとなっている。海外事業は12月に単月黒字化を達成したという。
通期の予想は開示せず、13年7月〜14年3月の業績予想を発表した。売上高は前年同期比14.1%減の990億円、営業利益は33.9%減の270億円、純利益は36.5%減の145億円となる見通し。
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