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早稲田大学の講義を無料公開「WASEDA COURSE CHANNEL」 動画1000本公開へ
早稲田大学の教材や講義動画などを集約したWebサイトがオープン。3月末には動画を1000本に拡充し、その後も増やしていく。
早稲田大学は2月25日、同大学の教材や講義動画などを集約したWebサイト「WASEDA COURSE CHANNEL」をオープンした。iTunes Uで公開している講義動画などを集約。3月末には動画を1000本に拡充し、その後も増やしていく。
「早稲田大学 Open Course Ware」で2006年から公開してきた教材と、09年から「早稲田大学 iTunes U」で公開してきた500本以上の講義映像を集約。同大の教育内容に興味を持つ受験生や在学生の保護者、一般など向けに公開する。
動画の配信プラットフォームにはソニービジネスソリューションのコンテンツ配信管理システム「OPSIGATE」(オプシゲート)を採用。システム構築はNECが行った。検索機能には富士ゼロックスの動画インデキシング技術を利用し、動画中のスライド資料などに含まれる文字列も検索できるようにした。
32年までに全授業を学内外に公開することが目標。同大の透明性を高め、教育活動への評価の向上、グローバルでの日本のプレゼンス向上を狙うとしている。
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