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ワコム、マルチプラットフォームのデジタル手書きフレームワーク「WILL」を発表
ワコムが、iPhoneでもWindowsでも、Webブラウザでもアプリケーションでも入力・共有できるデジタル手書きの業界標準をめざすフレームワーク「WILL」を発表した。
ワコムは2月26日、デジタルな手書きデータをOSや端末を超えて共有するためのフレームワーク「WILL(Wacom Ink Layer Language)」を発表した。
WILLは、ハードウェア、ソフトウェア、アプリケーションをつなぐ「インクエンジン」と「インクレイヤー」で構成され、パートナー企業は「WILL SDK」を利用して、対応する手書きツールやスケッチツールを構築できる。
WILLはワコム製スタイラスだけでなく、指やサードパーティー製スタイラスもサポートし、WILL採用製品による制作物はプラットフォームを超えて共有・編集できる。また、ネットワークを通じてのリアルタイムの共同描画にも対応する。
WILLではデータに認証システムを追加できるので、注文書へのデジタル手書き署名などにも利用できる。
ワコムはWebページでWILLのパートナー企業を募集している。
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