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民事再生手続き中のMt.Goxが渋谷にコールセンターを設置
民事再生手続き中のビットコイン取引所、Mt.GoxのWebサイトに、コールセンター設置の告知が日本語と英語で掲載された。
民事再生手続き中のビットコイン取引所であるMt.Goxは3月2日、コールセンターを設置したと発表した。Webサイトに掲載した日本語と英語による「民事再生手続開始の申立てに関するお知らせ」という告知の中で、電話番号と対応時間を表示している。
東京の渋谷に拠点を置く同社は2月28日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、受理されたと発表した。帝国データバンクによると、負債は約65億100万円。
NHKによると、同社の債権者は約12万7000人で、その大半が海外の利用者という。同社が連絡先を把握している利用者に対しては裁判所から通知が送られる見通しだが、通知が来ない利用者は同社に連絡してほしいとしている。
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