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ソニーとパナソニック、大容量次世代光ディスク規格「Archival Disc」策定 将来は1Tバイトへ

ソニーとパナソニックが業務用次世代光ディスク規格「Archival Disc」を策定。まず1枚当たり300Gバイトで15年夏以降の市場投入を目指す。

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 ソニーとパナソニックは3月10日、業務用の次世代光ディスク規格「Archival Disc」(アーカイバルディスク)を策定したと発表した。デジタルデータを長期保存するアーカイブ事業向け。まず1枚当たり300Gバイトで2015年夏以降の市場投入を目指し、将来は1Tバイトまで拡大する計画。

 当初の仕様では、波長405ナノメートルの青紫レーザー(NA=0.85)を使い、片面3層(ランドアンドグルーブ)の両面ディスクに300Gバイト(追記型)を記録できる。15年夏以降に各社が順次市場投入し、その後各社の技術をベースに500Gバイト、1Tバイトと容量を拡大していく。

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ロードマップ

 両社は昨年7月、業務用次世代光ディスク規格の共同開発を発表。コンテンツの長期保存に向く光ディスクだが、現行のBlu-ray Disc規格では4層128Gバイト(BDXL)が最大。今後拡大が期待されるアーカイブ事業向けには1枚当たりの記録容量の拡大が必須として両社で規格を策定した。

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