ニュース
リクルートが「UDACITY」と協業、アルゴリズムやHTML5講義を日本語化
リクルートホールディングスが米国のオンライン教育サービス「UDACITY」と協業し、英語コンテンツの日本語化を進めていく。
リクルートホールディングスは3月14日、米国のMOOCサービス「UDACITY」と協業し、英語で提供されているコンテンツの日本語化などを進めていくと発表した。
UDACITYは、シリコンバレーを中心とした起業家やエンジニアなどの専門的な講義をオンラインで無料視聴できるサービス。米国だけでなく世界中にユーザーを抱え、講義は英語で配信されている。
協業の第1弾として、「アルゴリズム」「スタートアップを起こすには」「HTML5ゲーム開発」「インタラクティブ3Dグラフィック」「Hadoopとマップリデュース」「Web開発」の6講座の映像に日本語字幕を追加。日本語の講義ページも用意し、コース内容や前提として必要な知識、講師紹介やシラバスなどを訳して掲載している。今後他講座の字幕作成も進める。
同社が運営するMOOCs情報サイト「Edmap」内に特集ページを設け、UDACITYで提供されている全講座のカタログおよびシラバスと、コース紹介動画を日本語化。日本人ユーザーへの普及活動を行い、コンピューターサイエンスを中心とした最先端テクノロジーを学習する機会を提供していくという。
関連記事
- 「東京大学i.school」講義をネットで無料公開 イノベーション創出の理論を学ぶ
動画学習サービス「schoo WEB-campus」と「東京大学i.school」が提携し、イノベーション創出の理論や実践を学ぶ連続講義をWebで無料公開する。 - 大学教授の本格的な講義を無料で――日本初MOOC「gacco」、4月にスタート 希望者には対面講義も
大学教授によるオリジナル講義をオンラインで無料受講できる「gacco」が4月にスタートする。希望者にはより発展的な対面講義の機会を有料で設ける。 - 世界中に大学の知を無料で――広がるオンライン大学「MOOC」 トップレベルの学びを誰にでも
トップクラスの大学教授によるオリジナル講義が世界中どこからでもオンラインで無料で受けられる――数年前には考えられなかったことが起きつつある。高等教育の無料化はどんな未来をもたらすのか、そして国内での取り組みは。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.