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日本初「政治版クラウドファンディング」オープン 現役議員や立候補予定者が資金調達
政治家や立候補予定者が資金調達するためのクラウドファンディングサイト「政治版クラウドファンディング」がオープン。現役議員などが立ち上げたプロジェクトを支援できる。
クラウドファンディングサイト「ShootingStar」を手掛けるJGマーケティングとNPO法人のドットジェイピーは3月18日、政治家や立候補予定者の資金調達を支援する新サイト「政治版クラウドファンディング」をオープンした。
国会議員や地方議員、立候補予定者がプロジェクトオーナーとなり、個人の支援者からネットを通じて資金調達できる「国内初」の購入型クラウドファンディングサービス。議員が政治活動の拡大に役立てられるほか、各プロジェクトの資金募集の目的が明確に表示されるため「何に使用されたか詳細に知ることが難しい寄付や献金とは異なり、支援者にとっても参加しやすい」としている。
サポーターは支援したいプロジェクトの「ギフト」を購入し、サポーター募集期間内に目標額を達成した場合のみ決済や取り引きが成立する。期間内に目標額に達さなかった場合はプロジェクト不成立となり、決済やギフト提供は行われない仕組みだ。
開設時点で自民、民主、日本維新の会の国会議員や地方議会の議員らが12のプロジェクトをオープン。「【31歳女子の新しい挑戦】クラウドファンディングで政治活動、地元PR活動資金を集めたい!」「国政報告書を作成し、有権者の皆様に配布したい!」など、議員や立候補予定者がそれぞれの思いとともに資金提供を呼び掛けている。
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