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紙の本を買うとレジで電子書籍のクーポン自動発行 三省堂書店が本格サービス開始へ
三省堂書店は、店頭で紙の書籍を購入すると、レジで電子書籍ダウンロード用クーポンを自動発券するサービスを本格的に始める。
三省堂書店は、店頭で紙の書籍を購入すると、対応する電子書籍のダウンロードクーポンをPOSレジから自動発券する「デジ本プラス」(デジポンプラス)を3月下旬から本格的に始める。
電子書籍販売サイト「BookLive!」と三省堂書店のPOSレジシステムを連動。目視で本を確認してクーポンを手渡しするよりも多くの書籍に対応でき、電子書籍の普及につなげられるとしている。
2月3日から文藝春秋の出版物を購入した顧客に同社刊行の電子小説誌「つんどく!」特別編集版をプレゼントしたほか、朝日新聞出版の「いい病院2014」購入の顧客に、同誌の電子版をプレゼントするキャンペーンを実施。それぞれ順調だったという。
3月下旬からは集英社、NHK出版、小学館などの複数の電子書籍キャンペーンを並行して行い、本格運用を始める。
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