「ツイプロフィール」に障害→別サービス「ツイプロ」に移管したと勘違いするユーザー続出 確かに似ているが……
Twitterのプロフィールサービス「ツイプロフィール」がつながりにくい状態になり、同サイトが「ツイプロ」という似た名前の別サービスに移管したと勘違いするユーザーが続出。その勘違いを「デマだ」とたしなめるユーザーも現れるなど混乱が起きた。
Twitterユーザー向けプロフィールサイト「ツイプロフィール」が3月23日深夜ごろから一時的につながりにくい状態になった。これを見た一部のユーザーが、同サイトが閉鎖し、「twpro」(ツイプロ)という似た名前の別サービスに移管したと勘違い。その勘違いを「デマだ」とたしなめるユーザーも現れるなど混乱が起きた。
「ツイプロフィール」(http://twpf.jp/)と「twpro」(ツイプロ、http://twpro.jp/)は、名前も機能も似ているが、まったく別のサイトだ。
「ツイプロフィール」は、Twitterユーザーの自己紹介を充実させられるサイト。Twitterと連携させると、1万文字までの自己紹介を入力・公開できる。「twpro」は、Twitterユーザーの公式プロフィール検索を中心にしたサイトだが、ツイプロフィールと同様、Twitterと連携させてプロフィールを追加する機能も備えている。
「ついプロがURLを変えたもよう。前のデータは全て消えたみたいなので、使っていた人は新しく書き直した方がいいと思います」――「ツイプロフィール」のアクセス障害が起きてしばらく経った24日昼ごろ、ユーザーの1人がこんなつぶやきをTwitterに投稿し、「twpro」のURLを案内した。
実際は、「ツイプロフィール」がつながりにくくなっていただけで、「twpro」は全く関係がないのだが、サービス名があまりに似ていたため、このユーザーは「ツイプロフィール」と「twpro」は同じサービスで、前者が後者に移管したと勘違いしたようだ。フォロワーから「勘違いだ」と指摘を受け、つぶやきを削除したが、削除までに約3500回RTされ拡散した。
このつぶやきを真に受け、twproに改めてユーザー登録し、プロフィールを書き直すユーザーや、勘違いしたユーザーを「デマだ」とたしなめるユーザーも続出した。ツイプロフィールのアクセス障害は24日午後5時ごろに復旧。勘違いしていたユーザーも真相に気づき始めているようだ。
SNS関連サービスのアクセス障害でデマが生まれた例としては、2010年にSNS「mixi」が3日間にわたる大規模なアクセス障害に見舞われた際、「ミクシィが破産申請した」というデマが拡散したこともある。
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