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月面から帰還したカメラ、ヨドバシ藤沢社長が落札 約9300万円

アポロ15号の月面着陸船で撮影に使用されたハッセルブラッドをヨドバシカメラ創業者の藤沢社長が落札。

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月面から帰還したハッセルブラッド=WestLichtのサイトより

 オーストリアのカメラ・写真専門オークション会社WestLichtは、このほど実施したオークションでアポロ15号の月面着陸船で使用されたというカメラをヨドバシカメラ創業者の藤沢昭和社長が落札したことを明らかにした。落札額は66万ユーロ(約9300万円)。

 出品されたのは1971年、アポロ15号の月面着陸船パイロットとして月面に3日間滞在したジム・アーウィン氏が使用したというハッセルブラッド。8万ユーロからスタートし、大接戦を経て藤沢社長が落札したという。藤沢社長はライカなどクラシックカメラのコレクションで知られている。

 月着陸船の重量を軽減するため、撮影後は原則としてフィルムだけを回収してカメラの多くは月面に残された。今も13台のハッセルブラッドが月面に置いてあるという

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