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DNPのフォント「秀英体」がWebサイトでも利用可能に
DNPの「秀英体」がWebサイトで利用可能に。クラウドフォントサービス「TypeSquare」を通じて利用できる。
大日本印刷(DNP)は3月25日、独自のフォント「秀英体」のライセンスを、モリサワのクラウドフォントサービス「TypeSquare」に提供開始した。「秀英明朝 L/M/B」「秀英初号明朝」「秀英初号明朝 撰」など11書体を提供。TypeSquareユーザーは、Webサイト構築時に秀英体フォントを利用できる。
「TypeSquare」は、閲覧ユーザーのPCやモバイル端末にフォントを搭載していなくても、制作側で指定したフォントをブラウザで表示させられるクラウドフォントサービス。無料から月額4000円までのプランを提供している。
秀英体は、DNPの前身・秀英舎の活字書体を100年以上にわたって引き継ぎ、開発してきた書体。秀英体の提供により、「従来Webサイトで利用できなかった秀英体フォントを活用し、表現力を高められる」としている。
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