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WindowsとWindows Phone向けにアプリを提供できる「universal Windows apps」
Windows 8.1とWindows Phone 8.1のWindows Runtimeの共通化により、開発者はクロスプラットフォームアプリを開発できるようになる。
米Microsoftは4月2日(現地時間)、「Build 2014」において、Windows、Windows Phone、Xbox向けのクロスプラットフォームアプリを開発するための「universal Windows apps」を発表した。
アプリ開発APIの「Windows Runtime」をWindows 8.1とWindows Phone 8.1で共通化したことで可能になった。開発者は同日RCを公開した「Visual Studio 2013 Update 2」でuniversal Windows appsを構築できる。
既にWindows向けに開発済みのアプリをWindows Phoneに移植することも、その逆も容易にできるという(基調講演では「Xbox One」にも移植すると説明していた)。
ユーザーにとっては、OneDrive上のコンテンツをPC、タブレット、スマートフォンの同じアプリから開けるようになるということだ。
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