日本人はなくしもの探しに一生で52日を費やしている Zippoが「失った痛みを分かち合う」キャンペーン
米ZippoがSNSを使った「なくしものをした痛みをわかちあう」キャンペーンを始めた。“世界で最もタフな男”に励ましてもらおう。
日本人がなくしもの探しに費やす時間は一生で52日間分、失ってショックが大きいのは「恋人」――米Zippoが大事なものをなくした悲しみをSNS上で共有するキャンペーンを始めた。“世界で最もタフな男”から励ましのビデオメッセージが送られる。
同社の調査によると、日本人は一生のうち平均7万5322分間、52日間分をなくしものを探す時間に費やしていることが分かったという。調査対象の10カ国中7番目で、最も多くの時間を費やすのは中国人の154分だった。
なくした経験が多いものは、ペン、現金、財布・小銭入れ、書籍・ノート、ライター、自転車――の順に多かった。失ってショックが大きいものとしては「交際相手に振られること」が17.1%で1位となり、「毛髪がなくなること」(14.4%)、「失態を犯して同僚からの尊敬を失うこと」(13.9%)が続いた。
「なくしものをした痛みを分かち合う」――そんなコンセプトのキャンペーンサイトでは、“燃える石炭を踏み越え、毒グモを食らい、岩を動かすこともできる“世界で最もタフな男”ジャックス・ノーペイン・マックフレームが登場。「Zippoライターをなくすことだけは耐えがたい」と苦悶の表情を浮かべる。
テキストボックスになくしたものを入力すると、「新しいのを買いな」「いいかげんにしろ」「うわああああん」などの励まし(?)のビデオメッセージをジャックスから受け取れる。ハッシュタグ「#ShareThePain」を付けてTwitterでつぶやくと、「辛い時間を過ごすための賢明なアドバイス」が受けられるという。日本語、英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語などバイリンガルに対応するようだ。
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