米Twitterが、Android向けロックスクリーンアプリの米Coverを買収する。Coverが公式ブログで発表した。
Coverは昨年10月、同名のアプリ「Cover Lock Screen」のβ版をGoogle Playで公開した。ユーザーの位置情報やAndroid端末内蔵のセンサーの情報にもとづいて状況に合わせたロックスクリーン(職場用、自宅用、運転中)を表示する。
画面上のアプリアイコンを右にスワイプすることでロックスクリーンのままアプリの新着情報を確認できるなど、ユニークな機能がある。Coverの共同創業者は米Google出身で、CoverのiOS版を開発する予定はないとしている。
CoverのチームがTwitterでどのような役割を果たすのかは不明だ。米Facebookは昨年4月、Android版のオリジナルロックスクリーン「Facebook Home」をリリースしたが、あまり普及していない。
Coverは、現行のアプリの提供・サポートを当面続けるが、「Twitterでの仕事にフォーカスする」としている。
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