ニュース
Google Glass、米国で1日限定の一般販売
米国在住の18歳以上であれば、4月15日に「Glass Explorer」プログラムにエントリーし、1500ドルで度付きメガネまたはサングラス付きのGlassを購入できる。
米Googleは4月10日(現地時間)、メガネ型端末「Google Glass」のプロトタイプを1日限定で米国で発売すると発表した。米国在住の18歳以上が対象で、米東部夏時間の4月15日の午前9時から特設ページでエントリーできる。数量限定。
同社は2012年の「Google I/O」でGlassを発表して同カンファレンス参加者に最初のGlassを提供した後、「Glass Explorer」プログラムを通じて段階的にプロトタイプのユーザーを増やしている。今回もその一環で、さらなるフィードバックを得るのが目的という。
価格は従来と同じ1500ドルで、エントリーの際には「なぜGlassに興味があるのか」「Glassで何がしたいか」などの項目を入力する必要がある。今回は、Glass用の度付きメガネあるいはサングラスも付属する。
Googleは発表文の文末に「米国外の皆さん、ごめんなさい。まだ国外にGlassを提供する準備ができていません」と書いている。Glassのプロトタイプは購入時にGoogleの担当者から操作方法などの説明を受ける必要がある。
Glassの製品版発売の時期はまだ不明だ。Googleは3月、すぐにでも発売されるといううわさを否定し、「商品化前にまだ当面フィードバックが必要」と説明した。
関連記事
- Google GlassのパートナーとしてRay-BanとOakleyが参加
Googleがメガネ大手のLuxotticaとの提携を発表した。Luxottica傘下のレイバンなどのブランドがGlass端末を開発する他、Glassの製品版をLuxotticaが直営店で販売する計画だ。 - Google、“Glassの都市伝説トップ10”で批判に反論
Google Glassに対するプライバシー関連の懸念や誤解を晴らすべく、Googleがよくある“都市伝説”に反論した。 - Google、Google Glassに取り付けられる度付きメガネを発表
Google Glassに取り付けて一体型メガネとして装着できるオリジナルデザインのチタン製メガネ「Titanium Collection」が225ドルで発売された。 - Google、電脳メガネ「Glass」プロジェクトメンバーを募集
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.