NHK公式Twitterアカウント「@NHK_PR」担当者の1人で、ゆるいツイートで人気を集めた“1号”さんが4月15日に引退を表明した。
「N=ナカノ H=ヒトナド K=イナイ」といったゆるいツイートで人気を集めたほか、東日本大震災の発生時には、UstreamでNHKの映像を無断で流し始めたユーザーに対して「私の独断」と断った上で「人命にかかわることですから、少しでも情報が届く手段があるのでしたら、活用して頂きたく存じます」とつぶやく一面も。2012年10月には「NHK_PR1号」名義で著書「中の人などいない 〜NHK広報のツイートはなぜユルい〜」(新潮社)も発行していた。
引退に際し、Twitterでは「いよいよ1号はこのアカウントから離れて、普通の子に戻ることになりました。右も左もわからない中から始めて、皆さんに教わりながらの3年半でした。本当にありがとうございました。また、どこかのアカウントでお会いするかも知れませんので、その時はよろしくです。それでは、ciao!!」と最後のツイート。
後任の“2号”さんは「みなさま、NHK_PR1号へのご声援ありがとうございました。1号の戦いは、まだ始まったばかりだ!1号の次回作にご期待ください」とゆるく門出を見送っている。
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