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Google、ストリートビューに“タイムマシン”機能を追加 震災前後の風景も
ストリートビューに時計アイコンが付いている場合は、スライダーを動かすことで同じ場所の風景の移り変わりを見ることができるようになった。
米Googleは4月23日(現地時間)、デスクトップ版Google Mapsのストリートビューにタイムマシンのような機能を追加したと発表した。
Google Mapsの左上に表示されるストリートビュー画像の下に時計のアイコンが表示される場合、このアイコンをクリックしてスライダーを動かすと、同じ場所の過去の画像が表示される。同社はこの機能のために過去のストリートビューの画像を2007年までさかのぼって集めたという。
2011年の東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県女川町や2001年の同時多発テロで崩壊したワールドトレードセンター跡地に建設中の1ワールトドレードセンタービル(旧フリーダムタワー)の推移などを見ることができる。
この機能は同日スタートとなっているが、“ローリングアウト”(段階的に拡大)しているようで、本稿執筆現在、筆者の環境ではまだ表示できない。
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