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アタリが埋立地に葬った伝説のクソゲーカートリッジ、発掘される
Atariが1983年に売れ残ったトラック14台分のゲームカートリッジを埋めたとされるニューメキシコの埋立地で発掘が行われ、未開封のカートリッジが大量に発見された。
米Atariの没落、いわゆる「アタリショック」のきっかけとなった伝説のクソゲー、「E.T. the Extra-Terrestrial」(以下「E.T.」)の大量のカートリッジが米ニューメキシコ州アラモゴードの埋立地で発掘された。
「E.T.」はAtariの家庭用ゲーム機「Atari 2600」用のゲームとして1982年に発売されたが評判が悪く、大量に売れ残った。米New York TimesなどがAtariが売れ残ったカートリッジとゲーム機、トラック14台分を埋立地に埋葬したと報じたが、これまで確認はされておらず、都市伝説となっていた。
この発掘は、米MicrosoftがXbox Liveで配信する予定のオリジナルドキュメンタリー「Atari: Game Over(仮題)」の企画の一環で行われた。このドキュメンタリーは今年前半に配信される見込みだ。
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