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体内リズムを香りで調整 高齢社会をアロマで健康に、近大が商品化

高齢者の生活リズムや体内物質を香りで整えるアロマキットを近畿大学が開発・商品化した。

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 近畿大学は5月12日、高齢者の医療費削減を目指した新たなケアツールとして、同大理工学部宮澤三雄教授による機能性アロマ「ニンチプラス デイ&ナイトセット」をアットアロマから商品化したと発表した。

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昼用/夜用の2本セット

 通常のアロマに体内物質を調整する機能を加え、生活のリズムを香りで整える。覚醒効果のある昼用、質の高い睡眠に導く効果がある夜用の2本セットで価格は4320円(税込)。

 物忘れしやすい高齢者に見られる神経伝達物質の濃度異常を調整する機能や、脳に蓄積する酵素をコントロールする働きなど、大学発の特許技術を組み込む。アンチエイジングを促進し、規則正しい生活リズムの維持につなげるという。本人の健康回復に貢献し、ケアに従事する人の負担も軽減するとしている。

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