「Hot-Dog PRESS」が10年ぶりにスマホで復活 「40オヤジの現実に向き合える本音マガジン」に
10年前に休刊した若者向け雑誌「Hot-Dog PRESS」(講談社)がスマホ向けに復活。かつての読者である「40オヤジの現実に向き合える本音マガジン」として再スタートする。
10年前に休刊した若者向け雑誌「Hot-Dog PRESS」(講談社)がスマートフォン向けマガジンとして復活する。当時の読者も「ほとんどは『不惑』を過ぎたものの迷いっぱなし」と、「40オヤジの現実に向き合える本音マガジン」として再スタートする。
まずNTTドコモが6月に始める定額制サービス「dマガジン」(税別月額400円)内で配信し、8月をめどにiOSのNewsstandでもスタートする予定。スマホ画面で30〜40ページほどの特集のほか、名物連載だった北方謙三さんの「試みの地平線」の再録なども。初回は7〜8本のコンテンツをそろえ、その後隔週で2〜3本の特集を配信する。
同誌は「POPEYE」(マガジンハウス)に対抗する形で1979年に創刊。若者の“デートマニュアル”として一時代を築いたが、2004年12月号で休刊。その後、2010年にWebマガジン「OYAJI Hot-Dog Press」として期間限定で復活した。
今回の復活では、かつての愛読者だった40代男性がターゲット。「イケイケどんどんでは凌ぎきれず、といって枯れるには早過ぎる。だから、リアルないまの40オヤジに向けて、頑張らなくてもいいんじゃないか? ムリしなくてもいいんじゃないか? という提案から再スタートを図ります!」。
コンテンツも「ゆるポチャでもいいじゃない? 愛されオヤジ“メタぼん”になる!」「いまそこにあるトキメキアゲイン! 同窓会LOVEマニュアル」といった特集や「いまさら人に聞けない”進撃の巨人”講座」、最新SNSアプリの「40オヤジらしい使い方が分かる」という「スグわかる&使えるSNS系探検隊」といった新連載など、40オヤジに向けたものを掲載していく。
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情報誌「TOKYO1週間」「KANSAI1週間」が休刊決定。一方、同じ講談社の「Hot-Dog Press」は「OYAJI」向けにWebで復刊し、「オヤジのための今堂々と読む恋愛ブック」などオリジナル読み物を配信。
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