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Facebook、“うっかり全員に公開”防止で投稿範囲の初期設定を「友達」に

これまで投稿の公開範囲の初期設定は「公開」(Facebookの全ユーザー)になっており、初心者が知らずにそのまま投稿することがあったが、ようやく初期設定が「友達」に変更された。

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 米Facebookは5月22日(現地時間)、投稿の公開範囲の初期設定を従来の「公開」から「友達」に変更したと発表した。また、プライバシー設定のチェックツールも数週間かけて“ローリングアウト”するという。

 従来はFacebook初心者が初めて投稿する際、初期設定のまま投稿すると、Facebook上の全ユーザー(第1四半期の業績発表によるとMAUで12億7600万人)と共有したことになっていた。

 Facebookは発表文で「友達とだけ共有しようと思ったことをうっかり全ユーザーと共有してしまうことの方が、逆の間違えよりもダメージが非常に大きいことに気づいた」と説明している。

 新ユーザーが初めて投稿しようとすると、下図のような注意書きが表示され、設定を変えなければ公開範囲が「友達」で公開される。

 public 1
「やぁ、チャーリー。投稿の前に、君が共有したい相手とちゃんと共有しているか確認したいんだ。誰に投稿を見てほしい?」

 プライバシー設定の確認ツールは、初心者だけでなく、全ユーザーに提示される。どういうタイミングで表示されるのかは説明がないが、ユーザーはこのチェックツールで、投稿の公開範囲の設定、使っているアプリ、プロフィールの主な情報のプライバシー設定について段階を追って確認できる。

 public 2

 Facebookのプライバシー設定については一般公開当初から様々な批判が寄せられ、その都度改定されてきた。最近では、サードパーティー製アプリにログインする際の匿名ログイン機能を追加している。

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