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Intel、「In-Vehicle Solutions」で車載市場に本格参入
Intelの新車載システム製品はAtom E3800搭載のハードウェアとLinuxベースのOS、ミドルウェアで構成され、将来的には自律走行システムの構築も視野に入れている。
米Intelは5月29日(現地時間)、自動車メーカー向けの車載ソリューション「In-Vehicle Solutions」を発表した。Atomプロセッサを含むハードウェアとLinuxベースのOS、ミドルウェアで構成される。
ハードウェアモジュールには、Atom E3800、イーサネットコントローラ、フラッシュメモリなどが組み込まれている。
自動車メーカーや車載システムメーカーは、このソリューションを採用することで、従来より低コスト・高スピードで車載システムを構築できるとしている。
まずは米AppleのCarPlayのような車載インフォテイメント(IVI)や車載無線ネットワークの構築から始め、将来的には米Googleの自律走行車のようなシステム構築を可能にしたいとしている。
同社のIoT(もののインターネット)部門の第1四半期の売上高は、IVIの需要に押し上げられ、前年同期比32%増の4億8200万ドルだった。同社のIVIはドイツBMWや日産(インフィニティ)、現代自動車などが採用している。
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