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Oculus Rift使ったプロダクト開発を学べる ドワンゴのインターンシップ
ドワンゴの学生向けインターンに「Oculus Rift」を使ったプロダクト開発のコースが登場する。
ドワンゴが、16年新卒学生向け夏期インターンシップの内容を公開した。エンジニア向けの1カ月コースでは、ヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift」を使った新プロダクトの開発に取り組むという。
Oculus Riftは、バーチャルリアリティーを体験できるヘッドマウントディスプレイ(HMD)。日本人開発者の手によって、初音ミクと握手ができるアプリ、添い寝ができるアプリなど、「まったくベクトルが違う」“妄想力”と創業者に言わしめるほど積極的にソフトが作られている。4月末に開催された「ニコニコ超会議3」でも「ボーカロイドとの握手会」ほか多くのユーザー出展で利用されていた。
インターンでは開発環境として「Unity Pro」のライセンスを支給し、同社エンジニアのアドバイスを受けながらチームで開発を進める。ドワンゴのエンジニアが日々取り組んでいることを体験できるという。場所はドワンゴ本社(東京・銀座)。期間は9月1日から26日まで。
コンテンツプラットフォームの企画開発(1日)、新しいWebサービスのプロトタイプ開発(1週間)のコースもある。
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