ニュース
「ストリートファイター5」に「勝負を有利に運ぶための課金」導入報道、カプコンが否定
カプコンの辻本社長が「ストリートファイター5」で、初心者プレーヤーの力量不足を補うための課金システム導入を検討していると伝えた一部報道について、同社がコメントを発表した。
カプコンは6月12日、同社の辻本春弘社長が、「ストリートファイター5」で、初心者プレーヤーの力量不足を補うための課金システム導入を検討していると伝えた一部報道について、「課金システムの導入について、キャラクターの強さを調整するかのような発言は一切していない」とコメントを発表した。
米ロサンゼルスで辻本社長にインタビューした共同通信が、「『ストリートファイター5』では、新たな顧客の力量不足を補い、勝負を有利に運ぶため、課金システムの導入などを検討する」と伝えていた。
同社は、「『ストリートファイター5』のタイトルそのものを含め、現時点で発表したものではない」とし、課金システムについては、「キャラクターの強さを調整するかのような発言は一切していない」としている。
ストリートファイターシリーズの統括プロデューサー・小野義徳さんもTwitterで、「一部報道で通知されているような、Pay to Win 課金の仕組みは、SFシリーズに採用する事はございません」とツイートしている。
関連記事
- スマホ出遅れ モンハン頼みのカプコン、バイオハザード新作で起死回生なるか
モンハン4ヒットの影で、収益性の高いスマートフォンゲームでは大幅に出遅れ、業績予想も下方修正したカプコン。「モンハン頼み」から抜け出せなければ苦境に陥る可能性も。 - カプコン、「ストIV」をマルチプラットフォームで発売
カプコンは、「ストリートファイターIV」をPS3、Xbox 360、PCのマルチプラットフォームで発売する。 - 任天堂「不振」を加速させる“埋められぬミスマッチ” 最大市場・米国のニーズ「銃撃」に応えられず
Wii Uが世界最大のゲーム市場の米国で深刻な販売不振に陥っている。銃を対人で撃ち合う米国で人気のゲームにソフトが出せていない“ミスマッチ”が主な要因だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.